認知バイアス

こんにちは、委託訓練スタッフのKです。今回は認知バイアスについてのお話です。
認知バイアスとは、私たちが物事を判断するときに、常識や固定観念、周囲の意見や情報に影響され、間違った結論に至ってしまうことを指します。

つまり、見たものをそのまま受け取るのではなく、自分の「色メガネ」を通して別の解釈をしてしまうことです。

 

たとえば、「思い込み」や「先入観」で判断してしまい、よく「バイアスがかかっている」と言われることがあります。

 

  例としては、次のようなことがあります:

    「顔が怖い人は性格が悪い人」
    「あの人はいつも意地悪な人」
  これらは、認知バイアスによる誤った判断かもしれません。

  また、ある出来事の一部だけを見て、全体を把握せずに判断することも

  「バイアスがかかっている」例の一つです。

 

例えばこんな場合です:

親が子供を厳しく叱っている場面を見て、「公衆の面前で子供を叱るなんて、ひどい親だ」と思うかもしれません。しかし、実際には「その子が急に車道を横切り、危険な状況にあったため、親が叱っていた」という背景があれば、見方が変わるかもしれませんよね。

物事を判断する際に、一部分だけを見て決めつけてしまうと、自分に都合の良い解釈に偏ってしまうことがあります。また、皆が必ずしも正しい意見を持っているとは限りません。

だからこそ、視野を広げて全体を見渡し、物事を俯瞰的(ふかんてき)に見るように心がけることが大切です。

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